時差ぼけとの戦い

今日の日記は一日中大学にいて、朝飯と夕飯が多かった、という話です。
一日目の19時ごろに衝撃の夕食から戻り、とてつもない疲れと睡魔に襲われたため20時に就寝。朝まで起きないかと思いきや24時にバッツリ目が覚める。どっちにしろ今日しなければならない作業があったため3時ごろまで仕事をして、4時から6時まで再び仮眠を取った。
6時に起床してからホテルのレストランへ朝食を食べに行き、クラブハウスサンドを注文した。ここのクラブハウスサンドは上下が巨大なマフィンで包まれていて一般に想像するようなクラブハウスサンドとは違ったが、中身はスタンダードに卵2個ぶんくらいのスクランブルエッグ、トマト、ベーコン、チーズだった。横には芋が山盛りになっていた。飲み物はリンゴジュース。

もうおわかりだと思うがこれは朝食のボリュームではなく間違いなく1000キロカロリーを超えているシロモノなので苦戦しながら食べ進めた。きちんとサンドされていないため具が死ぬほどはみだしており、あれはどう転んでもナイフとフォークで食べるものだったと思う。なにはともあれ半泣きになりながら完食し、その重い足で大学へ向かった。アトランタのこの日の気温は朝だけ東京より5度低く、午前11時ごろまでにグッと上がって少し楽になる、という感じだった。しかし、日によって寒暖の差が激しくこの時期の最低気温は5度から氷点下10度くらいだとのこと。
実は僕がアトランタに来たのはこの日のためといっても過言ではなく、一日中大学にいた。昼食の時間に周りを観察して思ったことは、すべての現地人が大食いなわけではないということである。2個くらいの菓子パンを取り、0.5個分を残してゴミ箱に捨てている光景などを見た。さすがに僕は日本人なので自分の必要な分だけを食べて残りを躊躇なく捨てるということはできない。ちなみに朝食が多すぎたため、昼はジュースだけにした。ジュースは砂糖水の味がした。多分これだけでも200キロカロリーくらいは摂取している。
午後5時に全ての用事を済ませてホテルに戻ろうとしたが、大学校舎のロビーにさしかかった瞬間にダブステップが聞こえてきたため足を止めた。近くにいた学生に「誰が流してるんだ?」と聞くと「俺だよ」と言うので日本から音楽のプロモーションに来たという嘘を説明してプロモーションCDを渡した。そのロビーには5人くらいの学生がいて、画面をのぞき込むと全員がCoD:MW2, CS2, L4D2などのFPSをやっていた。少しさわらせてもらったが、マウスの速さが尋常ではなかった。だいたい僕が家で使っているマウスの10倍くらいの感度のマウスでヘッドショットを連発するところを見てやはり外人は素養が違うのかもしれないと感じた。一応L4D2の対戦(The Parrishの1面)をして、開幕Boomerで地獄を演出しつつ勝った。
6時すぎにホテルへ戻り、夕食は朝から決めていたとおりルームサービスでワインとピザを頼んだ。正直面と向かって喋っても半分くらいしか英語がわからないのに電話で注文していいのかと思ったが、僕のつたない英語を真剣に聞き取ってもらえたようで注文に成功した。

ピザは日本で言う宅配ピザのMサイズみたいなもので、要するに「2〜3人前」という注意書きが書いてありそうなシロモノだった。まあもう予想できていたのでたいした驚きもなかったが、8切れ中3切れ食べ終わった時点で「もう終わりにしたい」と思った。しかし昨日のステーキと今朝のクラブサンドで相当に胃が拡張されているらしく、少し満腹感を感じながらも余裕を持って8切れ全てを食べきることができた。ワインも飲んだためここで睡魔に襲われ、昨日と同じ午後8時に就寝。さらに昨日と同じ深夜12時に目が覚めてしまったため今ブログを書いている。生活リズムはお世辞にもいいとは言えないが、アトランタは本当に夜の治安が悪いらしいので、8時に寝たところで何の問題もないのが救いである。