ラストアトランタ

最終日から帰宅までの思い出を語る前に、まず、あのスーパーで買った食品の数々に関する所見を述べなければならない。

  • Pringles XTREME 100点。4日目夕食のデザート、5日目の朝食・昼食はすべてこれでまかなった。
  • 梅緑茶 緑茶感ゼロ。常識の範囲内で甘いプラムの紅茶。
  • TERIYAKI BEEF JERKY ひどい甘さ。スパイス感もなく甘かったのでとてもつらかったが、5日目の昼食とした。
  • Turkey Jerky クセが全然ない上にブラックペッパーがまぶしてあっておいしい!日本に置いてあっても買うレベル!
  • Sushi 人生最悪の日。ついったーで叫んだのでご覧ください http://togetter.com/li/77353

それでは5日目から最終日の日記です。
5日目の観光はGeorgia Aquariumに行った。さすがに迫力があってすごいが、沖縄の美ら海水族館と似たグルーヴを感じた。とりあえず屋内のみの水族館なので、日本の水族館みたいに一日つぶせる感じはなく、あくまでアトランタ観光の一環で立ち寄るといった感じか。赤道のあたりの魚を集めたひとつの水槽の魚の密度がやばすぎる上にすべての魚が泳がずに水中を漂っていたので最高に気持ち悪かった。

これは本当に気持ち悪い。写真でも気持ち悪いけど目で見ても同じくらい気持ち悪かった。他の水槽の感動など吹っ飛んだ。トラウマレベルの気持ち悪さである。もはや思い出したくないので僕の記憶は最終日まで飛んだ。
最終日は起床して荷造りをして、6時過ぎにホテルを出発した。

気温は氷点下5度くらいだが、スーツケースを引きながら頑張って歩くのでまったく寒さは感じなかった。早朝の地下鉄に乗ったが、多くの人が眠っていた。「無警戒な日本人は電車の中で寝る。これだから日本人は〜」と言った大人には反省を促したい。ホテルの最寄駅から空港までは乗り換えもせずに到着するのでとても楽だった。空港で荷物のチェックインと出国手続きを済ませて、アメリカでの最後の食事を摂った。マクドナルドもあってアメリカならではのメニューが食べたかったが、朝だったので朝マックしかなかった。本当に朝マックメニューの存在意義は不明。なのでスルーした。結局買ったのがこちら。

クズ野菜と普通のサラミが載ったちょっと残念なくらいに普通なピザ。生地はおいしかったけどそれ以外の味の感動はなく、アメリカ滞在中最も普通な食事となった。

僕のアメリカ滞在中の食事はステーキなどの高級メニューに始まりスーパーで買ったジャンク惣菜、果てにはプリングルスビーフジャーキーを昼食とするところまで凋落をみせたが、ここでドノーマルになって終了したといえる。今回のメニュー選びは寿司を含めバリエーションがとても広く、さまざまな視点からアメリカを感じるという意味では自分をほめたたえたいくらいに完璧だったといえる。

サラダのドレッシングはまた選べる模様なので「ブルーチーズはあるか?」と聞いたらやはりあった。アメリカで3回サラダを食べたが、3回ともブルーチーズで食べたことになる。しかしアメリカのサラダはうまい。ファストフードだとモスバーガーのサラダのクオリティがわりと高いと思うが、それと同じクオリティ&値段で3倍くらいの量が食べられるのでとてもうれしい。その後は暇な時間をすごして11時からフライト。機内食は3回出たが、2回目の軽食は熟睡していて食べられなかった。

1度目の機内食はチキンのソテーと芋、パン、エビでゲソ、サラダ。安定してうまい。オリジン弁当よりうまいくらいうまい。

2度目の機内食はミックスベジタブルと米を油に浸して真っ黒に色をつけたチャーハンという名前の食べ物とパン、フルーツとミニッツメイドだった。この油浸しの料理(チャーハンと呼びたくない)がこの旅行中で一番油っこかった。もう帰れると思った矢先のこの仕打ちは本当にひどいと思う。
あとは帰宅した。おしまい。全体的な感想としては僕の滞在先は常にインターネットが通じたため、全く不便しなかったし家に帰ってもそこまでの感動はなかった。インターネットこそが人生である僕にとって、インターネットさえ問題なく通じていれば快適に生きていけることがわかったことが最大の収穫だったのではないだろうか。